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中央診療部門

MEセンター

業務内容のご紹介

近年の医療機器は目覚ましい進歩を遂げ、医療の重要な一翼を担っています。特に、人工透析装置、人工呼吸装置、人工心肺装置等 人の呼吸,循環又は代謝の機能を代替または補助するために使用される生命維持管理装置は、医療の分野に大きな役割を果たしています。しかし、生命維持管理装置の操作及び保守点検には、医学的知識ばかりでなく、工学的知識も必要になり、さらに装置そのものも時代とともにますます高度かつ複雑なものとなってきています。このため、医学的知識と工学的知識を併せもつ資格として臨床工学技士法が制定されました。臨床工学技士は医師の指示のもとに、生命維持管理装置をはじめとした医療機器の操作、および保守点検を行うことを業務とする者です。生命維持装置とは、人工透析装置や人工呼吸器、人工心肺装置などを指し、いずれの機器も高度化・複雑化した専門性の高い機器です。それらの機器の操作・保守管理を通じ、臨床工学技士は医師や看護師と連携した業務を行っております。

血液浄化業務

血液浄化とは、人工透析療法・血液濾過療法・血漿交換療法 ・血液吸着療法などの総称で、体内に貯まった老廃物などを排泄、もしくは代謝する機能が働かなくなった場合に行う治療法です。各々の血液浄化療法には、専用の機器・装置が用いられます。その機器や装置の操作、および保守点検を行っております。

人工呼吸器業務

人工呼吸器は呼吸に関する何らかの障害を負ったときにその呼吸を補助または代行する装置です。このような装置は生命維持管理装置、あるいは生体機能代行装置とも呼ばれます。本院では生命維持管理装置である人工呼吸器を37台保有しています。MEセンターでは、その人工呼吸器の始業・終業点検,貸し出しを含めた保守管理業務を行っています。また、毎日、人工呼吸器の全数巡視を行っております。各科・病棟の依頼に応じてNIPPV、体験講習の実施を随時開催いたします。

体外循環業務

当MEセンターでは、心臓手術の際に用いられる人工心肺装置の操作・保守管理を行っています。人工心肺装置を使用した開心術は年間120例ほどあり、生後0日の新生児から、90歳を超える症例まで幅広い年齢層に対応しています。症例ごとの特徴、術式の違いを理解し、開心術に携わるチーム医療の一員として、極めて重要な役割を担っています。また、補助循環として、PCPS,IABPの保守管理を行っています。年間症例数は少ないものの、長期補助循環を見据えた回路設計としています。補助循環を応用した部分体外循環も行っており、一次的な下大静脈遮断が必要な症例などに対応しています。これも診療科の多い大学病院ならではの特徴だと思います。さらに自己血回収装置の操作・保守管理も行っており、整形外科、心臓血管外科など多方面の診療科と連携し、日夜業務に励んでいます。

ME機器保守管理業務

中央管理方式を採用しており、輸液・シリンジポンプ、フットポンプ、人工呼吸器などの医療機器の貸し出し業務や、ME機器の点検、修理などの保守業務を行っています。

コンピュータにより医療機器の貸出や保守点検の履歴を監視し問題の発生を未然に防ぎます。また、問題の発生した医療機器を交換・回収し、点検や修理を迅速に行い、院内での診療に問題が起きないように管理しています。さらに、病院内の医療機器の使用者に対しては、正しい取扱い指導を行うなど、適切かつ確実な安全管理体制を支援しています。

院内教育

他部門と連携し、新卒医師研修、新人看護師研修、さらに特定機能病院としての勉強会、人工呼吸器の勉強会など、積極的に教育活動に携わっています。

広域救急搬送

DCM(劇症型拡張型心筋症)の患者様や、心臓移植目的、PCPS(経皮的心肺補助)装着下での広域救急搬送も行っております。山梨県消防防災ヘリ「あかふじ」に乗り込み、PCPS、人工呼吸器の管理をしながら、安全に、確実に搬送しています。まだまだ問題点が多いヘリ搬送ですが、山梨県消防防災航空隊をはじめ、関係各所の多大な支援の上に成り立っております。

 

 

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