トップ病院の概要 > 病院長挨拶

病院の概要

病院長挨拶

 

2017年4月1日より病院長に就任いたしました武田正之です。専門は「泌尿器科」で、ロボット支援内視鏡下手術、前立腺癌、排尿障害、腎移植、などを担当しています。2009年から2013年まで医療安全担当副病院長、2013年から4年間医学部長を兼務し、このたび附属病院長を担当することになりました。島田眞路学長(元病院長)、藤井秀樹前病院長(現 市立甲府病院長)が築き上げて来られた高度医療と医療安全体制を堅持し、さらに向上させて行く所存ですので、どうぞよろしくお願いいたします。

本院は、1983年に山梨医科大学附属病院として創設された山梨県唯一の特定機能病院です。2002年4月1日に旧山梨大学と旧山梨医科大学を統合して新「山梨大学」が設立されたため山梨大学医学部附属病院と名称が変更され、2004年4月1日の国立大学法人化後は国立大学法人山梨大学医学部附属病院となり、現在に至っております。また、本院は「地域がん診療連携拠点病院」、「肝疾患診療連携拠点病院」などの指定を受けており、各科の壁を越えた集約的治療体制を整えております。

附属病院の再整備状況では、2015年に第Ⅰ期工事が終了して2016年1月から新病棟(南北368床、手術部、ICUなど)が稼働しており、現在は第Ⅱ期の基幹・環境整備工事を実施中です。現在稼働中の新病棟内の手術部には、手術台と心・血管X線撮影装置を組み合わせた本格的ハイブリッド手術室が設置されています。ここでは、大動脈瘤ステントグラフト治療や、これまで手術に耐えられないと判断された高齢の方などにも可能な大動脈弁狭窄症の新しい治療方法である「経カテーテル大動脈弁留置術」(TAVI)の実施も可能です。さらに、我が国で最高の性能を誇る3テスラの高磁場MRI装置を搭載した手術室、手術支援ロボット「ダビンチSi」専用手術室も設置されています。新病棟開院前の2013年6月に山梨県内で最初に開始したロボット支援腹腔鏡下前立腺癌手術はすでに150件以上に達し、自己血も含めてほとんど輸血を実施していません。2016年9月からは腎癌に対するロボット支援腹腔鏡下腎部分切除術を開始し、すでに20例以上の患者さんに実施しています。従来の腹腔鏡下手術では困難であった難易度の高い症例に対しても腎温存手術が可能であり、腎機能に最も影響する腎阻血時間は有意に短縮しています。今後は、消化器外科、婦人科領域などでもロボット支援手術件数を増やして行く予定です。放射線治療設備など他にも多くの最新鋭の医療設備を備えており、安心・安全で高度な質の高い医療の提供を心がけております。放射線医療関係では、山梨先端分子画像検査センター整備事業として医学部敷地内の南東端に最新鋭のPET/CT 2台、乳がん専用のマンモPET 1台、3テスラMRI 1台、サイクロトロン1台を装備した「山梨PET画像診断クリニック」(医療法人篠原会による)を開設し、2017年5月1日から稼働開始予定です。さらに2020年には附属病院の新々病棟(病床250床)を開院して、先進医療を含む高度医療をより一層推進させる予定です。

山梨大学医学部附属病院が地域の皆さんに信頼される医療機関であり続けるよう、職員一同で努力して参ります。ご意見やご感想がございましたら遠慮なくお寄せください。

病院長 武田 正之