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診療科

形成外科

診療内容のご紹介

形成外科では、下記のような幅広い疾患を取り扱っています。

・ 外傷: 新鮮外傷(顔面、四肢)、顔面骨骨折など
      顔面の骨の骨折などは、美容性整容性に大きく関わりますので、
      都内では形成外科で治療されるのが一般的です。

瘢痕・ケロイド: 外傷・熱傷による瘢痕・ケロイド、瘢痕拘縮
      瘢痕や瘢痕拘縮の治療の健康保険適用は、著しい醜状変形を伴う場合と、
      運動制限のある場合に限られますが、様々な治療法があります。

先 天 異 常: 口唇口蓋裂、耳介の先天異常、頭蓋顔面の異常、多指症合指症、漏斗胸など

皮膚軟部組織腫瘍: 母斑、血管腫、皮膚・皮下腫瘍などの良性腫瘍
      あざのレーザー治療も当科で取り扱っております。

皮 膚 悪 性 腫 瘍: 皮膚癌などの切除および再建
      多くの場合は、当院皮膚科と連携して治療に当たっております。

頭 頚 部 腫 瘍: 顔面や頸部の腫瘍、耳下腺腫瘍など

再 建 手 術: 腫瘍摘出後の組織欠損や変形、乳房再建など
      頭頸部がん切除後や乳がん術後の再建医療は、われわれ形成外科医にとって
      もっとも重要な任務です。

・ その他 眼瞼下垂、性同一性障害、美容外科、リンパ浮腫に対するリンパ管静脈吻合術など

平成23年までは、皮膚科内形成外科診療班として、皮膚外科診療を中心に担当してまいりましたが、
   平成24年6月に診療科として独立し、正式に山梨大学医学部附属病院形成外科が誕生しました。

現在、形成外科担当医が5名、うち日本形成外科学会認定専門医が3人で診療に当たっております。
 山梨県内で、最も多くの形成外科医が常駐する診療機関となっています。

顔面骨骨折、頭頸部がん切除後の再建、乳癌切除後の乳房再建、眼瞼下垂症、リンパ浮腫のリンパ管静脈吻合術など、形成外科・再建外科全般の診療を幅広く担当することが可能となりました。
    そのほか、性同一性障害の外科的治療、美容外科などを含む幅広い治療を行っています。

 

<性同一性障害の外科治療について>

当院における性同一性障害外科治療の最新情報を掲載します。参考にしていただければ幸いです。

山梨大学医学部附属病院にお電話でお問い合わせを下さる方が少なくないのですが、内容が難しく、病院のスタッフではお答えすることができませんので、
直接 amomosawa@yamanashi.ac.jp までご連絡ください。

※ただし、混み合っていますので、返信まで1週間程度のお時間を頂戴しています。
 また、附属病院のメール相談口では、ご回答できませんので、よろしくお願いいたします。
 
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MTFの方、FTMの方、共通事項
 
1) 患者様に必要なもの
当院には、精神科のジェンダー専門医がおりませんので、診断のプロセスは、外部機関にお願いしています。
したがって、
ガイドラインに準拠したジェンダー委員会での承認とその証明書が必要です。単なる意見書や診断書では不可です。
関東やその近郊では、
・神奈川ジェンダー委員会(ちあきクリニック)
・浦安ジェンダー委員会(あべメンタルクリニック)
・埼玉医科大学ジェンダー委員会(彩の国みなみのクリニック)
・北陸GIDネットワーク(さぶりクリニック)
などがあります。
 
2) 健康保険の適用について
2018年4月より、性同一性障害の外科治療の健康保険の適用が開始されることが決定し、当院は形成外科、産婦人科とも認定施設として登録されました。
 
しかしながら、残念なことに、
厚労省は、ホルモン製剤が性同一性障害者に対しての適用が認められていないことから、これを問題とし、
 
「当該疾患に対して、性同一性障害とホルモン製剤の投与を一連の治療において実施する場合は、原則、混合診療となる」と発表しました。
つまり、保険適用外使用となるホルモン製剤の投与を受けている人は、保険適用の手術をうけることはできない、というわけです。
 
<当面の対応について>
性同一性障害の一連の治療において、ホルモン投与の履歴が確認された方に対する手術治療は、今まで通り自費診療とすることで統一を図ることになりました。
 
したがって、現在保険適用になり得るのは、
まだホルモン治療を開始していない方の乳房切除、性別適合手術(内摘、MTFSRS)となります。
早期のホルモン治療の保険適用の開始を期待して待ちましょう。
 
3) 手術予約の手順
予約をされる場合の段取りとしては、
まず、一度、主治医からの紹介状を持って、山梨大学医学部附属病院の毎週月曜日の形成外科外来を受診してください。
その際に、適応判定の証明書の確認と手術の概要の説明を行い、ご希望に応じて手術日を決定します。
術前検査は、手術日の2週間前になります。
ホルモン治療を行っている方は、手術の4週間前に一旦中止して頂きます。
なお、
初診受付が10:30までですので、それまでに外来にお越し下さい。
当院は初診の事前予約は取れないシステムになっていますので紹介状をもってそのままお越し下さい。
 
個別の事項
<<MTFの方へ>>
 
1) 費用について

MTFSRS(性別適合手術)
  陰茎陰嚢皮弁法によるMTFSRSを第一選択としています。
  ・MTFSRS(造膣、除睾する場合)治療費 約170万円
  ・MTFSRS(造膣しない場合)治療費 約150万円
  ・MTFSRS(造膣なし、除睾なしも場合)治療費 約147万円
 ※
(入院費、手術費すべて含む)、術前検査費2万5千円、入院期間 約2週間

健康保険の適用では、3割負担の場合で約50万円になると予想されます。
 ※すでにホルモン治療を行っている方は、自費診療となります。その場合は、術前検査からすべて自費診療となります。

2) 現在の予約状況
現在のところ、手術予約時点より約7ヵ月後の手術予定となっています。
 
3) 顔面女性化手術(FFS)について
 
FFS(Facial Feminazation Surgery:顔面女性化手術)
 性同一性障害MTFの方が、女性としての社会生活を営みやすいようにすることを目的に顔面を女性的に形成します。

 ・前頭形成
 ・下顎形成
 ・頬骨形成
 ・鼻形成
 ・のど仏切除 などをその方の顔面形態に合わせて、適応することで、顔面形態を女性的に形成します。
自費診療となりますが、ご興味ある方はご相談ください。
 
4) その他注意事項
現在は、MTFSRSはタイ式の陰茎陰嚢皮膚反転法で行っています。膣の深さは陰茎の大きさに影響を受けます。S状結腸造膣法は行っておりません。
 
《FTMの方へ》
1) 取り扱い手術について
<形成外科担当分>

GID患者に対する乳房切除術
  乳がんに対する乳房切除とは異なり、男性型胸郭を形成する手術です。上半身はだかになったときに、
  自然な男性型上半身にみえるようになることをめざします。

形成外科担当の乳房切除は現在もこれからも施行しております。
 ミニペニス形成や陰茎形成は今後対応を検討しています。

<産婦人科担当分>
FTMSRSについては
現時点では、当院産婦人科は、
ロボット補助内視鏡下子宮付属器切除術に限って扱うという考えのようですが
取り扱いを開始しております。
 
2) 費用
<乳房切除の場合>
自費診療では、治療費 約70万円(入院費、手術費すべて含む)、術前検査費2万5千円、入院期間 約7-8日間
 
健康保険適用では3割負担の場合で、約20万円になると思われます。
※現時点では、ノンホルモンの方のみが保険適用になります。
 ホルモン治療中の方は、自費診療での対応になっています。
 
<FTMSRSの場合>
詳しくは、一度当院産婦人科を受診していただければと思います。
その場合は、
担当医からの紹介状を持って、まずは、私の外来を受診してください。
その上で、産婦人科へ院内依頼という形で紹介いたします。
私の外来担当日は、月曜日です。
初診受付が10:30までですので、それまでに外来にお越し下さい。
当院は初診の事前予約は取れないシステムになっていますので紹介状をもってそのままお越し下さい。
 
3)  手術の予約状況
乳房切除の場合、7ヵ月待ちぐらいです。
FTMSRSは、産婦人科に受診してご相談ください。
 
4) その他注意事項
乳房切除とFTMSRS(内摘)の同時手術は行っておりません。
 

スタッフ紹介

スタッフ一覧

外来受付スケジュール

初診:午前8時30分~10時30分まで
再診:午前8時30分~11時まで

形成外科 午前
午後
初診 午前 ○百澤 明   塩川一郎 苅部 淳
大島直也
 
再診 午前

○百澤 明
大島直也

  水村奈央 苅部 淳
大島直也
(週替わり交代制)
 

○准教授

診療科・講座のホームページアドレス

http://www.med.yamanashi.ac.jp/medicine/plasticsurg/index.html