山梨大学医学部附属病院

山梨大学医学部附属病院部門その他の部門薬剤部学生のみなさんへメッセージ

メッセージ

2年目の薬剤師からのメッセージ

私が山梨大学病院で働き始めて、早くも1年が過ぎました。当初山梨大学病院を志望した理由としては、大学病院という大きな組織の中で薬剤師がどのように医療と関わっているのかをより深く学びたいと思ったことでした。特に大学病院という点で治験や通院治療センター等の業務も薬剤師が大きく関わっており、また2007年6月より病棟に薬剤師が常駐するサテライト業務が開始されました。
2年目になり調剤以外に病棟業務や手術室の薬剤管理に携わるようになりました。病棟業務においては、クリニカルパスに則り術後の患者さんのもとへ行き服薬指導を主にしています。患者さんの薬剤の服薬状況、副作用、相互作用、検査値等を経時的にモニターし、治療中におこる様々な問題点に関し医師、看護師と連携し治療に参画する点にやりがいを感じています。また患者さんの状態が良くなり笑顔で退院されていく瞬間がとてもうれしく感じます。手術室では、薬剤(麻薬 筋弛緩薬、向精神薬、吸入麻酔薬)の管理を行っています。単に薬剤の補充のみだけでなく、他の医療スタッフと協力して読み合わせを行い医療事故防止に一役買っています。
まだまだ医療者の一員として、医師や看護師の要求に対し即座にうまく対応できていないことを毎日痛感していますが、少しでも患者さんにとってより良い医療に貢献できるよう日々勉強していこうと考えています。また、今年は更に新しく自分の進みたい業務に携わっていけるよう頑張っていきたいです。最後になりますが、学生実習では実際医療スタッフや患者さんと接する場面があります。現場で実際薬剤に触れ、それぞれどのように薬剤師が医療現場で他医療従事者と関わり医療の質の向上を行っているのか勉強していってください。

1年目の薬剤師からのメッセージ

私は今年の4月から非常勤職員として採用されました。新規採用は非常勤からのスタートではありますが、ここで働くことで様々なことが学べると思い就職を希望しました。ここに入りたいと思った具体的な理由は…

  • 総合病院であるため、様々な診療科の処方を見ることができる
  • 大学病院は最先端の医療が提供される場であるため、これを学ぶこともできると思った
  • 今年から一部の病棟限定ではありますがサテライト薬局を始めるなど、新しいことにも積極的に挑戦していることを知り、ここで働くことで自分が日々成長していけると感じた

現在は主に内服調剤室または注射調剤室で調剤業務にあたっています。働き出して早3ヶ月がたちましたが、今は自分の医薬品に関する知識のなさを痛感しています。例えば、病棟、外来また患者さんからの問い合わせでは、質問内容を十分理解できず何度も聞き返したり、返答できなかったりといったことがあります。このような時は、先輩薬剤師やDIの先生方に助けていただいて対応している状況です。また業務を円滑に進めるには、医薬品の知識だけではなく、調剤に関するシステムの理解や在庫状況の把握など様々なことに留意しなければなりません。今現在も日々勉強の毎日です。
そして今となって思うことは、学生時代の基礎的な講義も重要だったということです。テストは過去問でその場を乗り切ればいいと考えていると後で苦労します…。学生のみなさんは有機や物理などの基礎もしっかり学んでおくべきです。当然ながら、薬剤師に必要な知識は薬理だけではありません。
また、実際に医療現場で働いてみて強く感じることは薬剤師の責任の重さです。自分の疑義照会によって処方内容が変更になった時、薬剤師の処方監査の重要性を強く感じます。それと同時に、自分が少しでもリスクマネジメントに貢献できたのではという気持ちになり身が引き締まります。そして、このような緊張感は向上心に繋がっているものと感じています。今はまだ業務に慣れることで精一杯ですが、しっかり調剤業務で知識をつけて、患者中心の医療に貢献すべく、様々な事に挑戦していきたいです。
さて、これから実習を迎える学生のみなさんへ。

  • 実習では、普段あまり慣れない立ちっぱなしの時間が長くなります。そのため、体調を崩さないよう健康管理には注意して下さい。
  • 白衣を着ていれば周囲からは1人の医療人として見られます。その自覚をもった行動を心がけてほしいと思います。
  • 実習中に調剤することもあるかと思います。調剤過誤は患者さんの生命をも危険にさらす可能性があります。調剤過誤を防ぐため、薬剤部では業務をすすめる上で様々な工夫をしています。学生のみなさんには、処方せんにある薬を速く調剤するのではなく、調剤棚の医薬品の並び方や鑑査システムをはじめ様々な点に目をむけてみて下さい。そして、薬剤師がリスクマネージメントに対してどのような取り組みをしているのか理解してほしいと思います。