眼科外来受診患者さんへのお知らせ
平素より山梨大学医学部附属病院の運営にご理解とご協力を賜り、心から御礼申し上げます。
令和6年9月24日以降に当院眼科外来を受診した患者さんが、流行性角結膜炎(通称はやり目と呼ばれるウイルスによる感染症です)と診断される事例が複数発生しております。流行性角結膜炎に感染すると、7~14日間の潜伏期間を経て、眼の赤み、かゆみや痛み、まぶしさ、目ヤニなどの症状が出ます。多くの場合は、2週間程度で改善し重い後遺症が残ることはありません。根本的な治療はなく、対処療法で症状の改善を図ります。感染力が強く、充血や目ヤニが改善するまで周りの方にうつす可能性があります。空気感染はせず、目に触れる、目ヤニなどを介した接触で感染をする可能性がありますので、手をしっかり洗う、目ヤニや目に触れないようにするなどの対応が必要です。症状が強い等、ご心配の場合はお手数ですが、当院またはお近くの眼科を受診していただくようお願いいたします。
患者さん、ご家族の皆様及び関係者の方々には、ご心配をおかけすることとなり、深くお詫び申し上げます。当院としましては、今後も感染対策に全力を尽くす所存です。皆様にはご理解とご協力のほどお願い申し上げます。
ご不明な点がございましたら、当院までご連絡をいただけますと幸いです。
山梨大学医学部附属病院 眼科
📞055-273-1111(平日8:30~17:15)