世界患者安全の⽇(9/17)活動報告
⼭梨⼤学医学部附属病院
医療の質・安全管理部 特任教授
荒神 裕之
世界患者安全の⽇(World Patient Safety Day: WPSD)は、世界保健機関(WHO)が定めた患者安全の普及・啓発を図る記念⽇です。⼭梨⼤学医学部附属病院では、2019 年の第 1 回から活動に参加しており、第 3 回となる今年も参加しました。
2021 年の活動テーマは、「妊産婦と新⽣児の安全なケア(Safe maternal and newborn care)」でした。本年のテーマに合わせて、⼭梨県及び⼭梨周産期医療懇話会の後援を受け、⼭梨⼤学医学部附属病院医療の質・安全管理部が主催して、下記の5つの活動を⾏いましたのでご報告いたします。
1.ポスターの作成、掲⽰
下記のオリジナルのポスターを作成し、当院のほか活動に賛同が得られた県内医療機関(14 件)に掲⽰しました。

2.パンフレットの作成、配布
WPSD の活動メンバーが中⼼となり下記のパンフレットを 500 部作成し、9⽉ 17 ⽇に当院医事課会計窓⼝のほか、県下の医療機関で希望者に配布しました。
内容は、WPDS の紹介(荒神)、産後うつ⺟を対象とした相談窓⼝や取り組み内容の広報(⽯⿊医師)、チャイルド・デス・レビュー(CDR)の紹介と CDR検証結果からの提案(⼩⿅医師、県⼦育て⽀援課 横⽥⽒)としました。
3.病院スタッフ等によるオレンジ⾊マスクの着⽤
活動に賛同が得られた県下の医療者約 600 名がオレンジ⾊のマスクを着⽤して本キャンペーンをアピールしました。
4.TV 等を通じた広報活動
テレビ⼭梨(UTY)の当⽇のニュースでの放映や、附属病院 H P での活動紹介を⾏いました。
5.テーマカラーのオレンジ⾊でのライトアップ
(9/21 アルツハイマーデーのライトアップへの相乗りによる実施)
⼭梨県庁舎、駅前の信⽞公像、駅前広場において、テーマカラーであるオレンジ⾊のライトアップを⾏いました。