肝疾患センター

センター長挨拶

 我が国では、地域毎に肝疾患診療の中心的な役割を果たす病院として「肝疾患診療連携拠点病院」が各都道府県に原則1カ所設定されており、山梨県では山梨大学医学部附属病院が指定を受け、肝疾患センターが2008年6月1日に設置されました。
 本センターの業務は”肝疾患相談支援”と”肝疾患診療支援”です。”肝疾患相談支援”業務では、患者さんや家族、医療従事者からの肝疾患の予防・診断・治療・医療費などの相談受付、地域住民を対象とした市民公開講座や肝臓病教室の開催、さらに就労支援を行っています。”肝疾患診療支援” 業務では、肝疾患専門医療機関と肝疾患非専門医、地域のいわゆる「かかりつけ医」との診療連携をはかるため、診療ネットワークを構築し、肝疾患診療連携拠点病院等連絡協議会、肝疾患医療従事者研修会を開催するほか、業種横断的に肝疾患診療をサポートする肝疾患コーディネータ養成等の活動を行っています。
 近年、ウイルス性肝炎や肝癌に対する治療薬進歩の一方、脂肪肝疾患が急増するなど、肝疾患診療は大きく変わりつつあります。当センターは、最新の正確な情報を皆さまに提供しつつ、山梨県におけるよりよい診療体制の構築を目指して参ります。

山梨大学医学部 肝疾患センター 前川伸哉

センター紹介

 山梨大学医学部附属病院は平成20年3月5日に県から「肝疾患診療連携拠点病院」に指定され、「肝疾患センター」が開設されました。肝疾患診療連携拠点病院は肝疾患診療ネットワークの中心的な役割を果たす病院として原則各都道府県内に1か所指定されています。山梨県内では唯一本院が指定され、肝疾患に係る一般的な医療情報の提供、県内の医療機関等に関する情報の収集や紹介、医療従事者や地域住民を対象とした研修会・講演会の開催や肝疾患に関する相談支援、疾患に関する専門医療機関と協議の場の設定などをの業務を担っております。
 当センターでは「肝疾患診療支援業務」として患者さんやご家族の方からの相談を受け付けたり、市民公開講座、肝臓病教室をはじめとして様々な取り組みをしています。また、医療関係者からのご相談も受け付けているほか、「肝疾患診療支援業務」として肝疾患診療拠点病院等連絡協議会、肝疾患医療従事者研修会、肝疾患コーディネーター養成講習会、スキルアップ講座などを開催し、医療機関と連携強化、肝疾患診療体制の改善と向上に取り組んでいます。みなさまの肝疾患についての不安や疑問を少しでも解決できるよう、これからも努力してまいります。

スタッフ紹介

役職 氏名 専門領域 専門医

特任教授(センター長)

前川 伸哉
まえかわ しんや
専門領域:消化器 肝臓 専門医:日本内科学会 (総合内科専門医・指導医)
日本消化器病学会 (専門医・指導医・評議員・甲信越支部評議員)
日本消化器内視鏡学会 (専門医)
日本肝臓学会 (専門医・指導医・評議員・東部会評議員)

特任講師(副センター長)

佐藤 光明
さとう みつあき
専門領域:消化器 肝臓 専門医:日本内科学会 (認定内科医)
日本消化器病学会 (専門医)
日本消化器内視鏡学会 (専門医)
日本肝臓学会 (専門医)
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