光学医療診療部

部門長挨拶

 光学医療診療部では消化器や呼吸器領域における悪性腫瘍・炎症・出血・感染症の診断・治療を内視鏡を用いて行います。日本で多いがんによる死亡数は、上位10位中7つを消化器と呼吸器が占めておりますが、その診療においても内視鏡の役割は極めて大きく、診断法や治療法の進化と共に内視鏡が求められる機会は増加しています。食道・胃・大腸癌は早期であれば内視鏡による低侵襲な治療が可能ですが、そのためには正確な診断と精密な治療技術が必要です。また、がんの診断と治療などに組織採取やステント留置術というものが必要ですが、そこには熟練を要する超音波内視鏡や膵胆道造影検査の技術が必要となります。当部門では、内視鏡関連学会の専門医・指導医資格を持つ多数の熟練医により、正確・精密・高度な内視鏡診療を提供するとともに、若手医師への教育や関連学会への積極的参加により知識や技術の向上を常に行っております。また、2022年1月に新内視鏡室が完成し、設備の刷新とスタッフの増員により多くの検査が効率的に行えるようになりました。高度医療の中核として光学医療診療部の役割は大きいと自負しております。今後ともご指導のほどよろしくお願いいたします。

山梨大学医学部 光学医療診療部 高野伸一

部門紹介

 光学医療診療部は内視鏡を用いて消化器や呼吸器の疾患の診断や治療を行う部署です。主に中央診療棟3階の内視鏡室で診療を行っていますが、2022年1月に新しい内視鏡室がオープンしました。新しい内視鏡室は以前の3倍以上の面積があり、各検査室が広くなっただけでなく、安全や感染、患者さんのプライバシーにも配慮された設計になっています。検査前の前処置室や検査後休憩して頂くリカバリースペースが広くなり、検査後の説明を受ける面談室を新たに設けました。検査や治療の件数も増加しており、2022年度は検査・治療共に過去最高の件数になる見込みです。件数は増えていますが、看護師などのスタッフも増員となり、検査の待ち時間も以前よりも短くなりました。診療内容は消化管チームでは食道、胃、十二指腸、小腸、大腸の消化管、胆膵チームでは胆のう・胆管などの胆道や膵臓に対する診断や処置を行っています。また呼吸器内科は肺や気管支に対する気管支鏡検査を行っています。
 内視鏡診療は患者さんの体に負担のかかる検査・治療であることを常に念頭において、できるだけ安心して安全な医療を受けられるように努力しています。

icon_arrow_up