初期救急医療センター
センター長挨拶
山梨県の委託を受け、初期救急センターが大学病院内に開設され、2024年5月17日より運用を開始いたしました。当センターは、主に自力で来院可能な患者様に対し、特に夜間や休日における山梨県全域の初期救急医療のニーズに応えるべく、内科系および外科系の医師2名で23時まで診療する体制を整えております。急病や軽度の怪我など、救急車を呼ぶほどではないが翌日までは待てないという状況に対応いたします。継続的な診療が必要な場合には、適切な医療機関へご紹介し、治療を円滑に引き継ぎます。当センターの受診を希望される場合には、電話でお問い合わせの上、ご来院ください。
大学病院の存在意義は高度に専門的な医療を提供することですが、同時に地域医療を支えることも重要な役割の一つです。初期救急センターを運営することで、我々は地域の皆様に信頼される医療機関としての役割を果たし、将来の山梨県の救急医療を支える医師を育成したいと考えております。当センターをどうぞよろしくお願い申し上げます。
山梨大学医学部 初期救急医療センター 森口武史
センター紹介
初期救急は、本来、市町村単位で各医師会が主に担っており、休日・夜間急患センターの設置や、在宅当番医制などにより地域で診療の空白が生じないよう運営されてきました。
しかしながら、「医師の高齢化」や「二次救急病院の過重負担」等により、山梨県の救急体制、特に初期救急が崩壊の危機に瀕していると危惧され、この現状に鑑み、持続可能な救急医療体制の整備を進めるべく、山梨県から本院に新たな救急医療体制整備構想である「初期救急医療センター」開設の公式要請があり、2024年5月17日より当センターの運用を開始することになりました。
当センターは、主に自力で来院可能な患者様に対し、特に夜間や休日における山梨県全域の初期救急医療のニーズに応えるべく、「内科系」および「外科系」の医師2名で、18時から23時まで診療する体制を整えております。急病や軽度の怪我など、救急車を呼ぶほどではないが、翌日までは待てないという状況に対応いたします。継続的な診療が必要な場合には、適切な医療機関へご紹介し、治療を円滑に引き継ぎます。
当センターの受診を希望される場合には、電話でお問い合わせの上、ご来院ください。
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