11月12日・14日に当院の内科・皮膚科外来を受診された患者さん、ご家族の皆様へのお知らせ
令和6年11月12日(火)と14日(木)に当院内科外来および皮膚科外来を受診した患者さん1名が、播種性帯状疱疹と診断されました。
播種性帯状疱疹は水痘(みずぼうそう)と同じウイルスによる感染症です。水痘(みずぼうそう)と同様に感染力が強く、有効な免疫がない方に対しては高い感染性を有します。このウイルスに感染すると10~21日の潜伏期間(実際に症状が発現するまでの期間)を経て、掻痒感(かゆみ)を伴う発疹、発熱、倦怠感などの症状が出現します。また、この潜伏期間は免疫が低下している場合、さらに長くなる可能性があります。
つきましては、11月12日、14日の2日間に当院の内科・皮膚科外来を受診された患者さんの中で、上記患者さんと接触が疑われ、かつ、ご本人の免疫機能も低下している方には、発症予防の対応が必要と考えられますので、病院から個別にご連絡させていただきます。
また、当院からの連絡がない患者さんで、12月5日頃までに掻痒感(かゆみ)を伴う発疹、発熱、倦怠感などの症状が出現した場合は、下記までご連絡ください。
総務課 📞055-273-1111 (平日8:30~17:15)
※なお、万が一夜間や休日に高熱、嘔吐、呼吸困難、食事が摂れないなど心配な症状がみられた
場合は、当院救急外来(055-273-1113)までご連絡ください。
患者さん、ご家族の皆様および関係者の方々にご不便とご心配をおかけし申し訳ございません。今後も感染対策に全力を尽くしてまいりますので、何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
山梨大学医学部附属病院 病院長