入院の流れ

入院される方へ

担当医師が入院加療を必要と判断した場合には、相談の上、入院日の予約をしていただきます(緊急入院の場合を除きます)。
ただし、病棟等の関係上、入院日がすぐに決められないこともございますのでご了承願います。

本院では、各診療科とも複数の医師および看護師、コメディカルとともに専門性を生かした「チーム医療」を実践しております。

看護体制は7対1看護(一般病棟)であり、担当看護師制+チーム ナーシングによりきめ細かな看護を行っております。

入院の連絡

入院の予約をされた方の場合には、入院日を後日連絡いたします。連絡があり次第入院できるよう準備をしておいてください。

◎入院予約された患者さんへのお願い

本院では、入院される患者さんすべて、入院に際し別紙「入院誓約書」を提出していただいており、患者さんの家族とは別世帯で、独立した生計を営む成年者で支払能力のある身元の確実な連帯保証人を付けていただいております。あらかじめ連帯保証人に署名、押印していただいたうえ、入院当日ご記入済の入院誓約書を入退院窓口(医事課3番窓口)に提出していただきますようお願いします。
※「入院誓約書」、入院の手続きに関するご質問等ありましたら、本院医事課入院担当(電話055-273-1111 内線2186)まで問合せ願います。

入院手続き

入院の連絡がありましたら、当日の午前10時15分から10時45分までに来院して、医事課「入退院受付」で入院の手続きをしてください。

ご用意いただくもの

  • 保険証等
  • 印鑑
  • 入院誓約書(入院時にお渡しする「入院のしおり」内にあります)
  • 意見書・医療券、各限度額認定証等(公費負担医療を受けている方)
    • 保険証の提示がない場合は、全額自費となりますのでご注意ください。
    • 入院中に、保険証等の記載事項に変更があったり、退職等により保険証が変わったりした場合は、速やかに医事課「入退院受付」にお申し出ください。お申し出のない場合、変更日以降は全額自費にさせていただく場合もありますので特にご注意ください。
    • 疾病の原因が、交通事故・仕事中(労災)・けんか等の場合は、必ず入院手続きの時にお申し出ください。

緊急の入院の場合は、できるだけ速やかに入院の手続きをしてください。

入院の取り消し

ご都合により入院を取り消される方は、お早めに主治医までご連絡ください。

お部屋について

  • お部屋は、4人部屋が標準です。特別室を除いて差額ベッドはありません。お部屋には、ロッカー付ベッドサイドキャビネット、テレビ(有料)、冷蔵庫(有料)があります。
  • 患者さんの状態により、部屋の交換をお願いすることがあります。
  • 病室入口のネームプレートにお名前の表示を希望されない方は、病棟の看護師にお申し出ください
  • 特別室(個室)をご希望の方は、医師又は師長までお申し出ください。ただし、室数が少ないため、ご希望に添えない場合もあります。(特別室料は保険扱いにはなりません。)

特別室(個室)について

入院に必要な持ち物について

持ってきていただくものは、前もって医師又は看護師がご説明いたします。なお、荷物は必要最小限にしてください。
日用品(病院内の売店でもお求めになれます。)としては、次のようなものが必要となります。

  • 洗面用具(洗面器、石鹸、歯ブラシ、歯磨き粉、シャンプー、櫛)
  • 履物(滑り止めの付いているものか運動靴)
    ※履物は滑りにくい靴底のものをお持ちください。スリッパは滑りやすく、転倒の危険があります。
  • 湯呑、箸、スプーン
  • タオル、バスタオル、下着
  • ティッシュペーパー等

入院セットの販売について

診察する医師について

  • 主治医は、通常数名で協力してあなたの治療にあたります。
  • より良い治療が行われるよう、病棟医長又は責任医師の回診が定期的に行われます。
  • 夜間・休日などで主治医が不在の時には、必要に応じて当直医が治療を行います。
  • ご自分の検査・治療等について、医師から十分な説明をお受けください。
  • あなたの病気についてのプライバシーを守るため、事前にご家族などの中から病気の説明を受ける方を選んでおいてください。
  • 疑問な点やご要望があれば、遠慮なく医師、看護師にご相談ください。

付添いについて

原則として、付添いはできません。
ただし、患者さんの状態などによって可能な場合もありますので、希望する場合は主治医又は師長にお申し出ください。
入院に伴う心配ごとなどがありましたら、担当する看護師がおりますのでご相談ください。

入院に伴う問題・疑問等について

入院中の病気に伴う種々の問題・疑問等が生じたときは、医療福祉支援センター相談窓口または医師、看護師にお気軽にお申し出ください。

例:

  • 育成・養育・更正・生活保護等の公費医療を受けられないか。
    (公費医療についてもお尋ねください。)
  • 労災の適用にならないか。
  • 病気のために家族や職場に問題が生じた。
  • 医療費等の支払いに不安がある。

入院中の本人の車について

入院期間中、ご自分の車を病院構内に駐車しておくことはできません。入院時には他の方法でご来院ください。

お薬など

入院前に外来で処方されていた薬や他の疾患で服用中の薬がありましたらご持参のうえ、医師又は看護師にご相談ください。

現金・貴重品など

  • 貴重品や多額の現金は、盗難予防のためお持ちにならないでください。
  • ナースステーション等でのお預かりはできません。
  • 現金自動支払機は、1階食堂隣に設置してあります。

退院するときは

  • 主治医の許可があると退院できます。詳細については、主治医・看護師の指示に従ってください。
  • 退室時には、ナースステーションで診療料金領収書を提示してください。
  • 事務処理等で退院後に追加料金の請求をさせていただくことがありますのでご承知おきください。

入院についてのお願い

  • 本院では、山梨大学医学部附属病院として医学科学生及び看護学科学生の教育実習が行われておりますので、ご協力いただくことがあります。
    教育実習は、指導医師又は指導看護師の監督下に行われます。
  • 大声などの迷惑行為、暴言、暴力、性的嫌がらせなどの反社会的行為を行った場合は退院していただきます。
  • 病院内における患者さんの安全管理のため、カッター、ハサミ、ナイフ等の刃物類及びマッチ、ライター等の火気類の院内への持込みはご遠慮ください。
  • 証明書・診断書等のご希望がありましたら、証明書・診断書窓口にお申し出ください。午前中は、外来患者さんで混雑しますので、できるだけ午後にお願いします。
  • 公職選挙法第48条の規定による期日前投票が必要な場合は、期日前投票を済ませてから入院してください。また、長期入院中に選挙がある場合は、不在者投票を希望する旨を指定する期日までに師長にお申し出ください。
  • 病院に対するご意見、お気付きのことがありましたら、お近くの職員にお申し出ください。なお、「患者さんの声」を病院出入り口(2ヶ所)、病棟各階デイルームに設置してありますのでご利用ください。
  • 入院中は、何かとご不便が多いかと存じますが、病気治療に専念されますようお願いします。
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